天元 志保(てんもと しほ)

北海道出身。東海大学 芸術工学部卒業後、社会人としてグラフィックデザイナーを勤める傍ら大学院修士課程で学んだ経営学を通じて、専門性の高い分野が社会的責任(SR : social responsibility)についてのコミュニケーションを必要とされる時代が来ることを知る。以降、北海道大学や東京工業大学、JSTで、研究者や研究機関が行う広報やコミュニケーション支援業務に携わる。最近は、知識流動システム分科会(KMS)やフリーランスの活動を通じて子ども向けに発明・発見の大切さや「発明・発見したい!」と思うこころをくすぐるワークショップ、研究者のコミュニケーションマインドとスキル向上のためのプログラム開発に取り組む。

 

 

 

ソーシャルインクルージョン(social inclusion)。

公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会の公式ホームページでは、「『全ての人々を孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、健康で文化的な生活の実現につなげるよう、社会の構成員として包み支え合う』という理念であり、EUやその加盟国では、近年の社会福祉の再編にあたって、社会的排除(失業、技術および所得の低さ、粗末な住宅、犯罪率の高さ、健康状態の悪さおよび家庭崩壊などの、互いに関連する複数の問題を抱えた個人、あるいは地域)に対処する戦略として、その中心的政策課題のひとつ」と解説されています。

 

今の私は、社会的弱者に限定せず、様々な制約条件を持つ人々が、自由な意思で参加を望む場に集い、見識を得ること・発言等で表現することによって、新たな考えや行動を起こし、さらに、それを認め・つながり合うことこそが “ソーシャルインクルージョン” であると考えています。

 

ソーシャルインクルージョンに向けた知識流動の場づくりが、最適なかたちで行われるよう組み立てること、それが私の使命です。

特に、さまざまな条件を持つ人々のうち、子どもやその保護者に注目して取り組んでいます。

 

また、見識を得るための知識の流動は、専門家から非専門家へだけでなく、その逆もありうると考え、インクルーシブな(排除しない=専門家と非専門家の壁を作らない)知識流動の場は研究者にとっても価値あるものと位置づけています。

 

参考: 公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 公式ホームページ

 「重要な用語の解説 > ソーシャルインクルージョン」

   http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/glossary/Social_Inclusion.html